下関の整体です【第4章】シーン別の靴の処方 5.足の変形・関節リウマチ 《その1》関節リウマチの前足部変形
ななかの山田です。
いつもななかのブログをご覧戴き、
本当に有難うございます。
おはようございます。
昨日はお休みを戴き、
リフレッシュしてきました。
大分県の城島後楽園遊園地へ。
温泉好きな事もあり、
娘が大変気に入ってます。
そして別府と言えば
温泉卵。
これも大好物です。
昨日はお天気にも恵まれ、
お客さんも多く
来ていました。
道中、
桜や菜の花があちこちで
咲いており、
目も楽しませてもらえました。
今日から又、
しっかりと仕事
頑張ります!
さて。
80回目の今日は、
【第4章】
シーン別の靴の処方
5.足の変形・関節リウマチ
《その1》
関節リウマチの
前足部変形
と題してお送りします。
関節リウマチにおける
前足部の変形では、
外反母趾変形や
槌趾変形などを合併した
前足部扁平三角上変形が
よく見られ、このような
存足部の変形では、
有痛性胼胝や
靴などによる足部の
皮膚潰瘍を生ずることも
少なくありません。
リウマチ患者さんは
もともと感染に対する
抵抗力が弱いことに
加えて、服用する薬の
影響などもあって、
足部皮膚潰瘍が感染を
来すと非常に重篤な
病態を引き起こす
こともあります。
従って、足部の潰瘍が
出来ないように靴を
処方する事が
重要となります。
リウマチ患者さんの足は、
X線像では、
著明な外反母趾変形と
母趾MP関節は亜脱臼が
見られることが多いです。
第2及び第3足趾は
槌趾変形のために、
MTP関節において
基節骨が背側に脱臼します。
また、中足部から後足部では、
ショパール関節や
リスフラン関節の
関節裂隙狭小化及び
扁平足もみられます。
変形が著明になる前に、
適切な装具や
靴の処方による
保存的治療が
必要となります。
言うまでもないが、
このような前足部変形が
著明になった場合でも、
装具や靴の処方による
保存的治療で除痛効果が
得られます。
前足部の外反母趾変形や
槌趾変形などを合併した
前足部扁平三角変形のために、
足の幅が広くなるので、
通常の市販の靴では
胼胝ができやすいのです。
そこで、
前足部の大きい靴と
足部の縦及び横アーチを
維持するための足底板を
処方します。
足底板は、
靴の底敷きタイプのものと、
自宅で靴を履かない時に
使用できるタイプのものとを
作製すると便利でしょう。
特に、
第2及び第3足趾
MTP関節の足底部に
有痛性胼胝がある場合には、
メタタルザルパットの
硬さや位置を調整します。
さらに、
外反母趾を矯正するために、
鼻緒のついたような
装具を作る事も有効です。
この場合は、
足袋型や5本趾の靴下
(いわゆる軍足タイプ)
を履くようにすすめる事も
効果があるでしょう。
今日はこの辺で。
健康な身体は自分で勝ち取るもの。
81回目の明日は、
【第4章】
シーン別の靴の処方
5.足の変形・関節リウマチ
《その2》
中足部および後足部の変形
と題してお送りします。