下関の整体です【第4章】シーン別の靴の処方 3.糖尿病患者のための靴 《その3》靴選びの注意点について
ななかの山田です。
いつもななかのブログをご覧戴き、
本当に有難うございます。
おはようございます。
良いお天気なのですが、
まだまだ肌寒いですね。
自宅近くの桜並木も
段々と蕾が膨らんで
きました。
去年は桜も藤も
例年よりも3週間近く
早く開花しました。
去年の今頃は既に
桜が満開でしたからね。
今年はいつも通りの
開花が見込まれます。
これから色んな花が
咲き乱れる季節です。
ゆっくりと堪能しましょう。
さて。
75回目の今日は、
【第4章】
シーン別の靴の処方
3.糖尿病患者のための靴
《その3》
靴選びの注意点について
と題してお送りします。
☆何が必要なのかを
見極める事
全ての人が同じ靴、
同じ装具の適応と
なるのではなく、
その状態によって
適応となる靴(装具)は
変わってきます。
不要な機能は、
残存する足の機能を
低下させることにも
なりかねません。
例えばロッカーバーは
中足骨骨頭部の免荷や、
踏み返し動作を補助する
効果がありますが、
足関節機能に問題が
ない人に使用すると、
足関節底屈筋群や
足趾の筋力低下を
招いてしまう場合があります。
その人に必要な機能は
何かを見極めなければ
なりません。
☆適合には特に
注意する必要がある
糖尿病患者さんは
靴擦れからでも
重篤な状態に陥る
場合があります。
そのため、
特に適合には十分
気を付けなければ
なりません。
注意すべき点は、
踵部と足趾部の適合です。
踵は靴擦れしやすい部位であり、
甲の留めと合わせてチェック
しなければならない部位です。
足趾は適正サイズを選んで
いれば問題は起こりにくい
のですが、クロウトゥや
外反母趾がある人の場合、
規格靴では適合が
困難であるため、
足に合わせて製作する
靴型装具も含めて
検討する必要があります。
今日はこの辺で。
健康な身体は自分で勝ち取るもの。
76回目の明日は、
【第4章】
シーン別の靴の処方
3.糖尿病患者のための靴
《その4》
糖尿病患者が靴を
履く際の注意点とは?
と題してお送りします。