下関の整体です【第4章】シーン別の靴の処方 2.子供のための靴について 《その3》靴選びの基本的な考え方とは?

2022/03/20 足と靴
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ななかの山田です。

いつもななかのブログをご覧戴き、

本当に有難うございます。

 

 

おはようございます。

 

ここにきてまた

少し寒くなりました。

これだから春は

気が抜けませんよね。

 

今日は昨日よりもやや

気温が高そうですが

夕方になったらまた

冷えてくるのかも。。。

 

着るものを調整しながら

体調管理をばっちりと!

 

今日も一日頑張りましょう。

 

 

さて。

 

 

70回目の今日は、

【第4章】

シーン別の靴の処方

2.子供のための靴について

《その3》

靴選びの基本的な

考え方とは?

と題してお送りします。

 

 

☆子供の足の形状と大きさ

ポイントは、

①扇状に広がった

 形状の靴、

②つま先部に

 余裕のある靴、

③足囲のサイズ調整が

 出来る靴を選び、

④実際に靴を履いて

 確かめることです。

 

子供の足は成人と

比較して前足部が開いた

形状となっています。

 

従って、子供の靴は

足の形状に合わせて

つま先部が広いのが

特徴です。

 

これによって足趾を

十分に動かす事ができ、

足底アーチの形成にも

繋がるというわけです。

 

足の形状に合わせ、

足趾を十分に

動かす事の出来る

扇形に広がった形状の

靴を選ぶ必要があります。

 

 

また、歩行中などの動作中に

靴の中での足趾の可動性を

確保するためには、

つま先部に余裕を持った

靴を選ぶ必要があります。

 

初期歩行から幼児前期

(3歳程度)までは

5~8mm前後、

幼児期中期(4歳程度)

から学童期までは

10mm前後かそれ以上の

捨て寸が目安となります。

 

さらに、靴と足を

フィットさせる為には、

足囲をサイズ調整できる

面ファスナーやひも靴を

選ぶ必要があります。

 

締め率は10mm程度とし、

足の成長の個人差や

動く量が多くなるにつれて

締め率を大きくします。

 

しかし、捨て寸や締め率は

メーカーや靴の種類・素材

によって差がある事を

知っておくといいでしょう。

 

そして、

ヒトの左右の足サイズ

(足長、足囲、足幅)は

異なる事も多いことから、

実際に両側の靴を履いて

確認する必要があります。

 

午後は足が大きくなる事

(浮腫などの影響)が

予想されることから、

午後に適合性評価を

すると良いでしょう。

 

☆固定性のある靴

ポイントは、

①面ファスナーや

 靴ひもを利用した靴、

②踵部の側方動揺

 (内外反)を抑える靴、

③踵部足底面に適度な

 硬さのある靴を

選ぶことです。

 

足趾の可動性を

確保する必要はありますが、

足の固定が不十分になると

靴の中で足全体が

つま先方向に滑り、

足趾を十分に動かすことが

出来ない状況が生じます。

 

従って、

ウェスト部(足の甲部)を

適切に押さえ固定する事が

重要であるのです。

 

そのために、

面ファスナーや靴ひもによって

アッパーをある程度絞り、

足を固定するという構造

が不可欠と言えます。

 

また、

足底アーチの形成や

足部筋群の発達によって

踵部の内側への倒れ込みを

防ぐことが出来ます。

 

しかし、子供の足は

成長・発達途上にあり、

足の構造上、踵が

内側に倒れ込む現象が

起こります(踵部外反)。

 

距腿関節の内果は

外果と比較して

高位にある為、

外果と比較して靴の

踵部内側の腰革を高く、

そして靴のカウンターには

適度な剛性と弾性を持たせる

ことによって踵部が内側に

倒れ込む現象を抑制し、

踵部全体を包み込むような

固定性が必要となります。

 

さらに、

踵部足底面が柔らかすぎると、

イニシャルコンタクト(踵接地)

からミッドスタンス(立脚中期)

にかけて不安定性が増して

踵部の倒れ込みが

起こる可能性もあるため、

踵部足底面の適度な

剛性が必要となるのです。

 

☆柔軟性のある靴

ポイントは、

①十分な踏み返しが出来る靴、

②足構造に合わせて足趾

 MP部の可動性がある靴を

選ぶことです。

 

成人の歩行では、

母趾背屈角は

歩行周期の後半、

特にターミナルスタンス

(立脚終期)から伸展して

プレスィング(前遊脚期)に

最大となります。

 

この期間に足底アーチの

ウィンドラスメカニズムが

働くのです。

 

しかし、

補高が未完成の

子供の初期歩行は、

その不安定性のために

歩幅が小さく、

そのため足関節や

足趾の背屈角も

小さいのです。

 

そこで、

足趾MP関節の

自然な背屈を誘導し、

ウィンドラスメカニズムを

促進することによって

足部の自家筋力の発達を

促すことが重要になります。

 

すなわち、

靴のボールジョイント

(MP部)の十分な

可動性が必要となり、

そのために、前足部の

アウトソール

(インソールも考慮する)

の屈曲性が高く、

さらに足趾MP部の

足構造に合わせて

靴のMP部の十分な

可動性が必要となります。

 

☆安全性が考慮された靴

ポイントは、

①トゥスプリング

 (つま先の反り返り)

②滑りにくいアウトソール

③軽い靴

を選ぶことです。

 

子供の歩行は、

補高が完成した成人と

比較して不安定性が強く、

下肢筋の制御

(分離した筋制御)も

不十分なこともあり、

地面とのトゥクリアランスが

小さいのです。

 

そのため、

スィングフェーズに

つま先部が地面に

引っ掛かり転倒

しやすくなります。

 

従って、

適度なトゥスプリングが

必要となります。

 

また、

接地面の滑りにくさも

重要であり、滑りにくく

工夫された軽量の

アウトソールが

ポイントとなります。

 

 

今日はこの辺で。

健康な身体は自分で勝ち取るもの。

 

 

71回目の明日は、

【第4章】

シーン別の靴の処方

2.子供のための靴について

《その4》

障がい児の

靴の選び方について

と題してお送りします。