下関の整体です ラフィノースの取り扱い開始のお知らせ
ななかの山田です。
いつもななかのブログをご覧戴き、
本当に有難うございます。
今日は良いお天気です。
街中ではツーリングの
バイクが増えてきました。
来週、ちまたは4連休。
今日ぐらいのお天気だったら
良いでしょうね。
最近、急にお天気が
崩れるから‥‥。
さて。
ななかからお知らせです。
本日より本格的に
【ラフィノース】を
取り扱う事となりました。
【ラフィノースとは?】
前回のブログ、
【消化と吸収】で
何度か登場していたのですが、
北海道で採れる【甜菜】という
大根から採れた【オリゴ糖】です。
ラフィノースは、
植物に広く存在するオリゴ糖で、
甜菜のほか、
トウモロコシ、
キャベツ、ブドウ、
じゃが芋、麦などに
含まれています。
又、大豆などのマメ科種子に
比較的多く含まれる、
食経験の豊富なオリゴ糖です。
ラフィノースは、
甜菜が北海道の厳しい
寒さから身を守るために
ラフィノースを生合成します。
北海道が生んだ自然の
砂糖(ショ糖)だと言えます。
ラフィノースは、
腸内細菌の餌であり、
水溶性食物繊維としても
その能力が高いため、
腸内のビフィズス菌を
活性化し、私たちの健康を
サポートしてくれます。
【ビフィズス菌の
増殖効果】
ラフィノースは、
胃や腸で消化されることはなく、
そのまま大腸まで届きます。
大腸まで届く事で
善玉菌である
ビフィズス菌の餌となり、
ウェルシュ菌等の
悪玉菌を抑制し、
アンモニア等の
悪臭有害成分の
腸内発生を低下させる
能力があります。
【難消化性】
胃や腸で分解・吸収されないので
エネルギーになり難く、
血糖値が気になる方も安心です。
【吸湿性の低さ】
5水和物結晶として
安定しており、
吸水性が非常に低い事が
特徴です。
湿度90%で6ヶ月間
保存しても吸湿しないそうです。
【甘味度】
ほのかな甘みがありますが、
お砂糖(ショ糖)を100と
した場合、20%強の甘さで
質はショ糖に似ているそうです。
【酸性条件における
熱安定性】
ショ糖と同等の安定性があり、
pH4、95℃、30分加熱でも
殆ど分解せず、pH3.5以上で
分解を始めても、
メリビオースと
フルクトースというものに
なりそれ以上は分解しません。
メリビオース自体も
ラフィノース同様の
能力を持ち、
ビフィズス菌を増殖させる
効果があります。
【加熱安定性】
これもショ糖と同程度あり、
160℃まで煮詰めても
ほとんど分解せず
レトルトなどの加熱処理商品に
問題なく使用できます。
180℃以上になると、
メリビオースとフルクトースに
分解されますが、メリビオースは
前述した通り、ここでも
非常に安定した能力を
発揮します。
【保存安定性】
25℃、6カ月保存において
pH4の場合では、
大部分のラフィノースが
残存します。
pH3.5以下で保存した場合、
分解が進みますが、
それによって生じた
メビリオースは安定して
大部分が存在します。
なお、低温保存(5℃)の場合、
pH3でもほとんど分解しません。
【溶解度】
ラフィノースは水溶性です。
水100gに対して
室温(20℃)で約17g、
4℃では約6gの
ラフィノースが溶解します。
【着色性】
ラフィノースは、
非還元性(酸化されにくい事)
の糖類であるので、
メイラード反応※による
着色性が低い特性が
あります。
※褐色物質を生成する
反応の事。
食材の中に含まれるアミノ酸と
糖が加熱によって結びつき、
起こる反応。
食品科学の分野では
褐変現象の一つです。
変わることですね。
【結晶性】
ラフィノースは、
針状結晶で、
結晶水として
水5分子を含んでいます。
融点は80℃ですが、
100℃まで徐々に
加熱すると結晶水を失い、
無水※ラフィノースとなります。
※水を無くした状態の化合物のこと
長くなりましたが、
ラフィノースとは
こういったものです。
非常に安定しており、
ビフィズス菌の餌となり
腸内環境整備の為には
うってつけの食品だと
私は思います。
もしご興味があれば
是非お問い合わせください。
今日はこの辺で。
健康な身体は自分で勝ち取るもの。