下関の整体です【第20章】食わず嫌いのあなたに 耐性と身体依存 【1項】オピオイドの傾向と対策 《その5》薬物依存

2021/12/29 痛みの考え方
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ななかの山田です。

いつもななかのブログをご覧戴き、

本当に有難うございます。

 

 

おはようございます。

 

昨日は比較的暖かく、

まずまずのお天気でしたが、

今日はあいにくの雨‥‥。

 

整体院ななかは

今日で仕事納めです。

 

今年1年、

あなたにとって

どんな年でしたか?

 

そして来年は

どんな年にしたいですか?

 

来年も整体院ななかは

患者様としっかりと

向き合っていきたいと

思います(^^♪

 

 

さて。

 

 

222回目の今日は、

【第20章】

食わず嫌いのあなたに

耐性と身体依存

【1項】

オピオイドの

傾向と対策

《その5》

薬物依存

と題してお送りします。

 

 

薬物依存という

言葉のイメージは、

一般的にはあまり

よくありません。

ここで医学的に定義を

確認しておきましょう。

 

薬物依存

(substance dependence)

には、身体依存

(physical dependence)

と、精神依存

(psychological dependence)

があります。

 

身体依存は退薬症状で

診断できます。

 

退薬症状

(withdrawal syndrome)

は、薬の投与中止・減量・

拮抗薬投与により

もたらされる、

その薬特有の症状を言います。

 

オピオイドの

身体的退薬症状には、

興奮、頻脈、発汗、

呼吸数増加など

交感神経系の

亢進症状があります。

 

この症状は、

オピオイドを徐々に

減量すれば防止できるそうです。

(2日毎に10~15%減量し、

モルヒネ換算で10~15mg/日

まで下げた後、

2日間維持し中止する)

 

精神依存は、渇望した結果、

薬を求めて執拗に要望する、

処方してくれる医療機関を

求めて転々とするなどの

行動(cravingというそうです)

の存在により判断します。

 

薬物依存の中で、

精神依存が強いのが

addictionです。

 

addictionは、行動面を

言外に強調した用語なのですが

英語圏ではcravingという

表現に変わっているそうです。

 

cravingとは、

切望している、懇願する、

渇望するーー

と言う意味です。

 

患者、医師、家族が

オピオイドの使用で

恐れるのは、やはり

精神依存です。

 

身体依存は正常な

反応として出現し、

その症状である退薬症状は、

前述のように徐々に

減量すれば回避

できるからだそうです。

 

身体依存による退薬症状のみ

(つまり1項目)では

『addiction』とは

言えないそうです。

 

身体依存は、

addictionの1症状として

発生しうるそうですが、

必須ではないようです。

 

退薬症状は、

使用中の薬物を急に

中止すると発生する

正常な反応なんだそうです。

 

《メモ》

1.addictionと中毒の関係

中毒とは、

『飲食物又は、

内用・外用の薬物などの

毒性によって生体の組織や

機能が障害される事』である。

 

例えば誤った過剰摂取による

障害は中毒であるが、

この場合、常習性の

依存がなければ

addictonとは言えない。

逆にaddictonなら

中毒と言える。

 

制御不能な心理的依存が

存在するので、精神機能が

傷害されていると

考えられるからである。

 

すべての薬は、

中毒を起こす可能性がある。

つまり、過量になれば

障害が発生する。

 

一方、

addictonは、

快感、陶酔をもたらす

特定の薬ーー

オピオイド、

カンナビノイド、

エタノール、

コカイン、

アンフェタミン、

ニコチン、

睡眠薬、向精神病薬などーー

で発生する。

 

2.麻薬中毒

麻薬中毒は、

narcotic addictともいうし、

単にaddictともいう。

 

睡眠薬中毒は

hypnotic addictionである。

 

一酸化炭素中毒は

carbon monoxide poisoning

である。

 

このように日本語の中毒は、

英語にすると様々な

表現法があるようである。

 

麻薬及び向精神薬取締法に

収載されている物質による

中毒が麻薬中毒と

考えられるが、

麻薬中毒とは、

医学と言うよりは

法律用語である。

 

欧米の論文で

使用されている用語は、

オピオイドの副作用として、

addiction/abuse、

opioid dependence

が多いようである。

 

 

今日はこの辺で。

健康な身体は自分で勝ち取るもの。

 

 

223回目の明日は、

【第20章】

食わず嫌いのあなたに

耐性と身体依存

【2項】

快感をめぐって:

量や回数で快感が

戻れば耽溺の元です

《その1》

快感の仕組み

と題してお送りします。