下関の整体です【第19章】プラセボ効果は気休め?いえ、そうではありません。 【2項】プラセボ効果の仕組み 《その3》条件付けとは?
ななかの山田です。
いつもななかのブログをご覧戴き、
本当に有難うございます。
昨日、夕食後、
大根をお米の
とぎ汁で煮てから、
関西風だしで
鶏の手羽元と天ぷら
(ごぼう天など)
と一緒に炊いて
おでん風に
仕上げてみました。
あっさり薄味で炊けて
良い感じになりました。
今日はこれが今晩の
おかずです。
仕込みは夜やって
次の日にすぐ食べれるのが
良いですね(^^♪
さて。
213回目の今日は、
【第19章】
プラセボ効果は気休め?
いえ、そうではありません。
【2項】
プラセボ効果の仕組み
《その3》
条件付けとは?
と題してお送りします。
皆さんは
パブロフの条件反射を
ご存知でしょうか?
これは我々日本人でいうなら、
梅干を見ると唾液が出る現象が
これに当てはまります。
梅干を食べると唾液が
実際に出るのですが、
その経験があるので
(条件付けがなされている)、
見ただけで唾液が出るように
なってしまっているのです。
これは自制出来る反応ではなく、
抑えようとしても抑えられない
反応であり、反射的な
反応なのです。
梅干という条件により、
梅干を口にしなくても
反射的に唾液が出る
ようになるのです。
梅干を食べて唾液が
出た経験で、条件付け
されているのですね。
薬剤のプラセボ効果を
見る際には、
『薬を服用するとか、
注射を受ける』
行為そのものが
条件付けとなります。
あらかじめ効く薬で
条件付けを行って、
その後にプラセボを
投与するのは、
『投薬』という条件付け
の後のプラセボ効果を
期待しているのです。
更に、
『この薬は効きますよ』
よ声掛けしながら
投与すると、『投薬』
という条件付け+『声掛け』
による期待が加わると
考えられます。
『薬を飲むと痛みが
いつもとれる』で
条件付けされているので、
外見は同じでも
中身が違う薬を服用しても
痛みがとれるという現象は、
条件付けによる
プラセボ効果なのです。
投与された薬の種類が、
本人、投与者ともに
分からない場合、
この時点では
『効くかもしれないし
効かないかもしれない』
わけであり、ある程度の
期待があるかも知れませんが、
その度合いはそれほど
大きいわけではないでしょうね。
今日はこの辺で。
健康な身体は自分で勝ち取るもの。
214回目の明日は、
【第19章】
プラセボ効果は気休め?
いえ、そうではありません。
【3項】
プラセボ効果の実際
《その1》
虚血テストによる評価
と題してお送りします。