下関の整体です【第14章】筋肉の痛みの会話 【2項】筋の痛みについて 《その4》筋肉の硬さの原因とは?

2021/10/22 痛みの考え方
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ななかの山田です。

いつもななかのブログをご覧戴き、

本当に有難うございます。

 

 

めっきり寒くなりました。

 

先週までTシャツ半ズボンで

過ごさないと暑くて

仕方なかったのですが、

いまや外を歩くときは

3枚着込んでます(笑)。

 

これから益々

寒くなると思うと、

ちょっと構えちゃいますね。

 

皆さん、体調管理は

万全にしましょうね。

 

 

さて。

 

 

154回目の今日は、

【第14章】

筋肉の痛みの会話

【2項】

筋の痛みについて

《その4》

筋肉の硬さの原因とは?

と題してお送りします。

 

 

筋肉の硬さを決める要因は、

①筋肉組織そのものの硬さ

(弾性繊維やコラーゲン

線維の硬さによる)

②脊髄反射による

脊髄レベルでの

神経反射による筋緊張

(reflex mediated

muscle stiffness)

の2つです。

 

つまり、

触診で筋が硬い場合や

患者さんの訴えが

『こり』である場合、

筋肉そのものが

もともと硬いのか、

脊髄反射で硬いのかを

考える必要があります。

 

脊髄反射で形成されている

筋緊張では、運動ニューロン

(Aγ線維)が、不随意な

遠心性発火を出しています。

 

ここに入力される信号は、

皮膚・関節・筋肉、

そして内臓からの求心性刺激と

脳からの下行性遠心性刺激

なのです。

 

これらの信号が

Aγ運動ニューロンで

合流(専門的には収束)して、

同ニューロンの発火頻度が

高まって、筋肉の硬さが

決まるのです。

 

例えば、

多動的に上肢前腕を急に

伸展すると強い抵抗を

感じますが、

ゆっくり伸展すると

抵抗はすくないのです。

 

これは、急に伸ばすと

筋紡錘からの信号が

強くなり、

反射的に収縮反応が

起こるからなのです。

 

一方、

多動的ゆっくりと

伸ばす場合は、

筋紡錘からの求心性刺激が

少ないため、

反射的収縮を発生する

遠心性刺激が少なくなります。

 

この現象は、

ストレッチングを行うときは、

ゆっくり伸ばした方が

伸ばしやすい理由を

説明しています。

 

急に伸ばすとかえって

抵抗を感じて

伸ばしにくいのは

皆さんも経験が

あるのではないでしょうか。

 

運動するときの

ウォーミングアップでは、

ゆっくりするのがよく、

急に伸ばすと、

例えばアキレス腱断裂の

原因になったりします。

 

急に伸ばすことで、

脊髄反射による強い

収縮が発生するからです。

 

しかし、

運動前にストレッチを

し過ぎるとかえって

パフォーマンスが

下がる事があります。

 

緩み過ぎるからです。

 

ストレッチングには、

アップのストレッチングと

クールダウンの

ストレッチングがありますので

使い分けが必要になります。

 

神経反射で筋が硬い

要素がある場合、

『神経反射経路のループを

ループの何処かで断ち切る』

のが治療に繋がります。

 

最終的にAα運動ニューロンの

抑制がゴールなのですが、

ループ開始のきっかけとなった

痛みを伝える感覚ニューロンと

Aγ運動ニューロンを

抑制する治療を目指します。

 

《まとめ》

Aγ運動ニューロンの発火により

一定の筋緊張がもたらされている

 

《メモ》

強直・収縮・緊張

 

受動的に筋が動かされる

ときにも抵抗がある。

これを筋トーヌスという。

トーヌス(筋緊張)は

姿勢を保つための

筋収縮の一種である。

姿勢は筋の緊張の

分配様式によって決まる。

普通、トーヌスは

エネルギー消費が少なく、

疲労することも少ない。

緊張が亢進した状態を

強剛という。

 

 

今日はこの辺で。

健康な身体は自分で勝ち取るもの。

 

 

155回目の明日は、

【第14章】

筋肉の痛みの会話

【2項】

筋の痛みについて

《その5》

再び、肩こりについて

と題してお送りします。