下関の整体です 【第6章】痛みのセンサー 【4項】治療についての考察

2021/07/30 痛みの考え方
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ななかの山田です。

いつもななかのブログをご覧戴き、

本当に有難うございます。

 

 

新型コロナ感染者

急増の中、菅総理の

危機感が全く見えないと

苦言が出ています。

 

そのくせ、

総理のTwitterでは、

東京五輪での

金メダル獲得について

選手への称賛はあっても、

この感染者急増について

全く触れていない。

 

もうこの総理に

国民を守ろうとする

意思は全くないですね。

 

これからはどうやって

自分で自分の身を守るかを

考えていかねばなりませんね。

 

 

さて。

 

 

70回目の今日は、

【第6章】

痛みのセンサー

【4項】

治療についての考察

と題してお送りします。

 

 

ここの章では、

『痛みのセンサー』と

題してお話ししてきましたが、

このセンサーと治療の

関係を考えてみましょう。

 

けっして医療的な

事だけではなく、

考えればわかるような

そんな単純なことも

ありますので、是非一緒に

考えてみましょう。

 

まず第一に、

①侵害刺激そのものを

避ける事、

②侵害刺激の強さを

弱くすること

③侵害刺激が来ても、

起動電位が発生

しにくくすること

④起動電位が発生しても、

活動電位が発生しない

ようにすること

⑤活動電位が発生しても、

伝導しないようにすること

という感じで、

この5つが考えられます。

 

では実際に治療の現場では、

どのようにして

いるのでしょうか?

ここが非常に重要な

ところであります。

 

①怪我予防の啓発活動は、

学校・職場・地域で

行われています。

『怪我や事故に

注意しましょう』と

というわけですね。

 

『注意一秒、怪我一生』、

『危ない、遊ばない』

などという標語を

よく見かけますね。

 

機械的刺激が無ければ、

怪我は発生しないので、

痛みも発生しないという

わけです。

(当たり前の事ですが、

一番大事な事かも

知れませんね。。)

 

②炎症物質は、

侵害刺激の中の

化学刺激です。

 

発痛物質の産生を

抑制しさえすれば、

化学刺激を軽減できると

いうわけですね。

 

発痛物質である

プロスタグランジンEの

産生を抑える、

非ステロイド抗炎症薬

(NSAIDs)や

副腎皮質ステロイドは

鎮痛効果をもたらします。

 

又、炎症物質の存在は、

自由神経終末の機械的刺激に

対する感受性を高めます。

 

つまり、通常なら痛くない

はずの触れるだけの行為も

痛く感じてしまうのです。

 

炎症物質の産生を

抑制すれば、

痛みの感受性が

低下するという事です。

 

捻挫や骨折の後は

アイシング(冷やす)

しますが、

この冷却行為は炎症を

抑え、発痛物質やか活性酸素

の産生を抑制するのです。

 

これらの対策は、

センサーを刺激する

物質を減らすという

位置づけになります。

 

③発痛物質の存在は、

起動電位を発生させるために

Na⁺を細胞内に入れ、

K⁺を細胞内に

保持することになります。

 

そこで、

センサーで起動電位が

発生しないように

発痛物質の産生を

抑制するのです。

 

④活動電位は、

電位依存性Na⁺チャネルが

開くと発生します。

 

自由神経終末でこの

Na⁺チャネルの開口を

抑制できれば、

活動電位は発生しません。

 

局所麻酔薬は、

電位依存性Na⁺チャネルに

『蓋』をするブロッカーで、

Na⁺の流入を抑制します。

 

⑤活動電位が上行する

神経線維の途中に

局所麻酔を注入して

おけば、その地点より

中枢には、活動電位が発生

しません。

 

センサーは感知し伝導する

役割を持ちますが、

自由神経終末が

感じて反応しても、

伝導の方を神経線維の

途中でブロックするという

考え方です。

 

如何ですか?

 

後半は確かに

麻酔薬とか、

抗炎症薬とか

ステロイドとか、

医療行為的な考え方が

多かったのですが、

結局は①で述べたように

『怪我を事前に予防する』

事に越したことはないと

考えています。

 

どうしても避けられない

怪我もあるでしょう。

 

でもよくよく考えると、

未然に防ぐことが出来た

怪我も多い事も事実です。

 

『注意一秒、怪我一生』

 

もう一度、

唱えてみましょう。

 

 

今日はこの辺で。

健康な身体は自分で勝ち取るもの。

 

 

71回目の明日は、

【第7章】

味の素とアンパン?

グルタミン酸と

AMPA受容体について

【1項】

1次ニューロンから

2次ニューロンへの伝達

と題してお送りします。